works / 雪国の異勾配屋根

昊受の家

 

400㎡の敷地に建つ、二世帯住宅。

東面に大きく開かれた景色と、広い空を受け止める恵まれた環境から、
この建築は「空に開き、空を抱き、空に融ける」ことをテーマに計画した。
2階の壁面は敷地境界からセットバックし、隣家とのあいだに余白を生み出すことで、
大きく空を受けとめる構成とした。

屋根は北から南へと伸び上がる片流れとし、視線と空間を自然に空へ導くかたちとした。

ロフトからは、ルーバー床を通して柔らかな光が降り注ぎ、空との連続性を生む。

中庭を介して、空と光を共有し、それぞれの世帯の暮らしに、
適度な距離感を保ちながらも、つながりをもつ二世帯住宅とした。

また、深く長い軒下空間は、自然素材に包まれながら、雨、風、光、温度の移ろいを
感じる“あいだ”の居場所として計画した。

空と暮らしをつなぐ建築を目指した。